無痛穿刺法のご紹介

透析の穿刺は患者様に取っては週3回も訪れる大変な苦痛です。

当院では10年以上ほど前よりボタンホール穿刺法に取り組んでいます。ボタンホール法は痛みが少ないのですが、感染が多いと指摘されており、カナダのカルガリー大学では20回に1回感染を起こして非常に危険な方法と報告しています。

しかし、米国の著明な看護師のStuart Mott様はかさぶたを液体石鹸でふやかして優しく取ることで5万回以上感染を起こさずに穿刺し続けています。東神クリニックでは従来取り組んでいる湿潤治療法に加えてMott様の方式を導入しています。痛みがないとおっしゃっていただけるケースも増加してきました。

吉田カバン様では鞄を縫う一針に魂を込めて一針入魂がモットーとのことです。

ボタンホール穿刺は通常穿刺よりも壁に沿って入れる感じが通常穿刺より難しいです。

私も一針入魂で患者様の痛みを無くしていければと日々心がけています。

院長 柴田和彦

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